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ガスの悩み
  • 公開日 : 2023年12月21日
  • 更新日 : 2024年1月22日

ビルトインガスコンロの交換時期|費用や注意点は?自分で設置可能?

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ガスコンロをチェックしている画像

ガスを使用していると「ガス機器の不具合が気になってきた」「そろそろガス機器を交換したい…」など、ガスコンロの取り替えを検討している方に向けて、できるだけ安く交換できる方法について紹介します。

なかには、自分で交換できないか検討している方もいるでしょう。今使用しているタイプと新しくするタイプによって交換できるケース、できないケースがあります。記事内で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

交換時期のサイン?自宅のガスコンロを確認

ガスコンロを操作する女性の画像

ガスコンロに不具合があったり、耐久年数を超えて使用している場合は、故障につながる可能性があります。ガスコンロにこんなトラブルが見受けられたら、それは交換時期のサインかもしれません。

まずは、現在のガスコンロの状態を確認してみましょう。

トラブルが発生していないか

交換時期を見分けるガストラブルとして、よくある状態を紹介します。

点火しにくい

点火しにくい、もしくは点火してもすぐに火が消えてしまう場合はいくつかの原因が考えられます。

特定のガス口だけ作動しないときは、点火部付近が濡れていたり、汚れが付着していたりする場合があります。その場合は拭きとることで改善することが多いですが、拭きとる際にバーナーキャップを動かしてしまい浮いたり、傾いたりしたままだと点火しないので注意しましょう。

すべてのガス口が作動しない場合は、ガスコンロの電池が切れているか、安全装置が作動している可能性があります。電池を交換しても点火しない場合は、ガスコンロの交換を検討しましょう。

火力調整ができない

火力調整ができないときは、鍋底の温度を感知して火力を自動調整する「温度センサー」や「温度キープ機能」が作動している場合があります。

こういった機能がついていない、もしくは作動していないのに火力が強過ぎたり弱過ぎたりする場合は要注意です。ガスホースのねじれや圧迫で火力が弱くなっている場合もありますが、安全面を考慮して早めにガス会社への問い合わせをおすすめします。

そのほかのトラブル

上記以外にも、炎の色が通常と違うときやグリルを使用したときの煙の量が多い場合も注意が必要です。

通常、ガスコンロから出る炎は青色ですが、もし赤や黄色、オレンジの色が強い場合は直ちに使用を中止してください。

酸素不足で不完全燃焼している状態のため、そのまま使用を続けると一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあります。原因は、バーナーキャップの汚れや換気不足などが考えられます。

また、グリルの使用中に煙が多く出るようになった場合は、グリル内に残った油や汚れが燃えていることがあるため清掃が必要です。

このように、なかには掃除で解決することもありますが、改善しない場合は故障しているケースも考えられます。いずれのトラブルでも、少しでも普段と違うと感じたら早めに対処しましょう。

耐用年数を超えて使用していないか

ガスコンロの種類には、「ガステーブルコンロ」と「ビルトインガスコンロ」があります。見分けかたは、次章の表を参考にしてください。

耐用年数は、ガステーブルコンロが約5〜7年、ビルトインガスコンロが約7〜10年と言われています。使用している環境や頻度にもよりますが、家庭用ガスコンロの設計上、標準使用期間を10年と定めているメーカーがほとんどです。

※注意※
製造年が2008年以前のガスコンロは、Siセンサーという安全装置が搭載されていないものがあります。もし、現在も2008年以前に製造されたガスコンロを使用している場合は、安全上、早めの交換をおすすめします。

ガスコンロが交換できるタイプかをチェックしよう

ここまで紹介したコンロの不具合に心当たりがある方や、耐用年数に迫っている方は、ガスコンロの交換時期が近付きつつあります。

しかし、なかにはガスコンロの交換が難しいケースもあるため、交換できるケースとできないケースについて詳しく説明します。

ガステーブルとビルトインガスコンロの見分け方

まずは、現在使用しているガスコンロがどちらのタイプか確認しましょう。

ガスコンロタイプ ガステーブルコンロ ビルトインガスコンロ
設置方法 置き型 埋め込み型
元栓とホース 元栓とホースが繋がっているのが見えているコンロの下から繋がれていて見えない

交換できるケース

ガスコンロは、以下のように同じタイプへの交換であれば基本的に可能です。

  • ガステーブルコンロ→ガステーブルコンロ
  • ビルトインガスコンロ→ビルトインガスコンロ

ただし、設置部分の大きさや元栓の配置、海外メーカーの製品など規格が大きく異なる場合は、同じタイプでも交換できないこともあります。

また、ガスコンロには「プロパンガス用」と「都市ガス用」があり、購入を検討している製品が契約中のガスに対応しているかの確認も必要です。

交換できないケース

以下のようにタイプが異なる場合は、コンロだけを交換することはできません。

  • ガステーブルコンロ→ビルトインガスコンロ
  • ビルトインガスコンロ→ガステーブルコンロ
  • ガステーブルコンロ、ビルトインガスコンロ→IH式コンロ
  • IH式コンロ→ガステーブルコンロ、ビルトインガスコンロ

置き型のガステーブルコンロと埋め込み型のビルトインガスコンロとでは、設置する部分の形状が異なります。そのため、交換したい場合はキッチン自体の工事が必要です。IH式コンロの場合も、対応できる形状にするためキッチンを工事し、さらに本格的な工事も必要になります。

このように、タイプの異なるコンロへの交換は絶対にできないというわけではないものの、大規模な工事を伴い、その分の費用もかさむため基本的には難しいと考えたほうが良いでしょう。

ガスコンロは自分で交換できる?

業者へ依頼せずに、ガスコンロを自分で交換したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ガステーブルコンロ、ビルトインコンロはそれぞれ自分で交換できるのかを紹介します。

ガステーブルコンロ

ガステーブルコンロは、自分で交換することも可能です。しかし、消防法に基づいた火災予防条例により、ガスコンロを設置する位置や、プロパンガスの場合は構造や配管についても厳密に定められています。

誤った方法で設置すると火災やガス漏れといった事故を引き起こすこともあります。安全面を考慮して、交換する場合はガス会社に相談するのをおすすめします。

ガステーブルコンロは自分で交換できる?

結論から言って自分で交換することは可能ですが、先ほど述べた理由から推奨はしません。
自分で設置をする場合、ガス栓の形状が「ホースエンドガス栓」か「コンセントガス栓」のどちらかを確認して、形状別に適切な方法で取り付けをする必要があります。取り付け方法についてはネットで調べると出てきますが、安全上の観点で今回の記事では割愛します。

繰り返しになりますが、ガス機器交換はガス会社に任せたほうが安心です。それでもコストを抑えて交換したいということであれば、作業に十分注意して実施しましょう。

ビルトインガスコンロ

ビルトインガスコンロは、自分で交換できません。ガス機器の外部でホースを接続できるガステーブルコンロに対し、ビルトインガスコンロは内部での接続が必要です。そのため、取付作業は有資格者が行う必要があり、万が一無資格者が交換を行った場合は法律で罰せられます。
現在設置されているコンロの天板やバーナーキャップ、グリルなどの部品を自分であらかじめ外しておくことは可能ですが、作業中のガス漏れなどの可能性を考慮するとすべての作業を業者へ依頼することをおすすめします。

また、業者を選ぶ際の基準として、スタッフがどんな資格を持っているか事前に確認しましょう。たとえば、「ガス機器設置スペシャリスト」や「ガス消費機器設置工事監督者」、プロパンガスの場合は「液化石油ガス設備士」、都市ガスの場合は「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格も有効です。

ビルトインガスコンロの交換費用

ビルトインガスコンロは、ガスコンロのグレードや機能により交換に掛かる費用が異なります。
製品本体と工事費をあわせた費用相場はこちらです。

製品グレード 搭載機能費用相場
ベーシックグレード 基本的なコンロ・グリル機能のみ 60,000〜90,000円台
ミドルグレード 自動調理機能付き 90,000〜120,000円台
ハイグレード 自動調理機能・安全機能付き 180,000〜210,000円台

※表示金額はすべて税込です

グレードにより費用は異なりますが、高くても工事費込みで200,000円前後のため、ガス漏れなど万が一の事故を防ぐためには、専門業者に一括で依頼することをおすすめします。「暮らすうえでの安心・安全を買う」という判断もひとつの選択でしょう。

ガスコンロの交換を業者に依頼するときのポイント

ガスコンロの交換を業者へ正式に依頼する前に確認しておくことと、おすすめの業者について説明します。

ガスコンロの種類を把握しておく

「ガステーブルコンロ」や「ビルトインガスコンロ」など、ガスコンロのタイプをはじめ、設置場所のサイズやオーブンの有無も確認しておきましょう。そのほか、メーカーや契約しているガスの種類なども事前に確認しておくことで、誤った機種選定を未然に防ぐことができます。
ガスコンロの販売と交換工事を一括で請け負う業者もあるため、事前にそのような業者に相談して適当なガスコンロを購入すれば交換がスムーズになるでしょう。

アフターフォローの有無を確認する

ガス機器は、使用方法を間違えたり、不具合があったりすれば重大な事故につながってしまいます。そのため、ガスコンロを交換した後に万が一、交換工事の不備や機器の不具合があった場合の対応についても確認しておきましょう。
設置不備に関する対応、製品自体の不具合への対応など、業者によってアフターフォローの内容や範囲はさまざまです。アフターフォローの無償期間にも違いがあるため、問い合わせや見積もりの段階で確認しておくと良いでしょう。

手続きがよりスムーズな業者を選ぶ

ガスコンロに限らず家庭内の設備を交換するとなると、比較や検討からはじまり業者への問い合わせ、立会いでの見積もりから交換工事依頼…と、完了するまでに多くの手間や時間を要します。しかし、忙しくて時間がない、できるだけ面倒な手間は省きたいという方もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、「ガス機器の販売と交換工事を両方行う業者」を選ぶことです。購入と交換の手続きが一括で済むというメリットに加え、ガス機器の取り付け工事にも精通した専門業者であるという安心感もあります。そのほかにも、現地調査や手続きがWebやアプリで完了する業者もおすすめです。

例えば、Dsmart Energyではガスの設置工事も含めた価格でガス機器の販売を行っています。さらにプロパンガスの切り替えもセットでさらにお得に購入することが可能です。詳しいラインナップはこちらをご確認ください。

セット購入バナーの画像

まとめ

ガスコンロは自分で交換できるケースもありますが、工事が大掛かりであったり、形式によっては自身での交換は難しいケースも多いです。設置後も安心してガスを利用するためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。

工事込みのガス機器購入のプランなら、ガス漏れやトラブルなどの心配なく安心して依頼できます。ぜひ検討してみてください。

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この記事のライター
DsmartEnergyコラム編集部

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