- 公開日 : 2023年12月21日
- 更新日 : 2024年1月22日
2人暮らし~4人暮らしのプロパンガス料金の平均や節約するポイントについて解説!
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プロパンガスは、料理や暖房、給湯器などに幅広く使われており、生活に欠かせません。しかし、「ガス代がどのくらいかかるのか知りたい」「もう少し安くならないかな」など、ガス料金が気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、家庭のプロパンガス使用量と料金の目安、料金を安くするポイントなどについて解説いたします。ガス料金を安く抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
1~2人暮らし~4人暮らしのプロパンガス使用量と料金の平均は?時期によってどれぐらい違う?
ここでは、プロパンガスの使用量と料金の平均や時期による違いについてを、本人を含む同居人数別にご紹介いたします。
1~2人暮らしの場合
1~2人暮らしの場合のプロパンガス使用量・プロパンガス料金の平均は、下記の通りです。
プロパンガス使用量の平均
- 全体:6.5㎥
- 4月~9月:5.8㎥
- 10月~3月:7.2㎥
プロパンガス料金の平均
- 全体:6,533円
- 4月~9月:6,037円
- 10月~3月:7,029円
三人暮らしの場合
3人暮らしの場合のプロパンガス使用量・プロパンガス料金の平均は、下記の通りです。
プロパンガス使用量の平均
- 全体:8.9㎥
- 4月~9月:7.8㎥
- 10月~3月:10.0㎥
プロパンガス料金の平均
- 全体:8,232円
- 4月~9月:7,453円
- 10月~3月:9,011円
4人暮らしの場合
4人暮らしの場合のプロパンガス使用量・プロパンガス料金の平均は、下記の通りです。
プロパンガス使用量の平均
- 全体:11.3㎥
- 4月~9月:9.7㎥
- 10月~3月:12.9㎥
プロパンガス料金の平均
- 全体:9,931円
- 4月~9月:8,799円
- 10月~3月:11,064円
2人暮らし~4人暮らしのプロパンガス料金を安くするポイント!
プロパンガス料金は光熱費として必ず発生する費用ですが、工夫次第で安くすることもできます。節約のポイントを解説いたしますので、ぜひチェックしてみてください。
日常生活でのガス使用量を抑える
日常生活でのガス使用量を抑えることで、プロパンガス料金を抑えることができます。理由はプロパンガス料金の決定方法に関わってきます。
プロパンガスは、公共料金とは異なり自由料金制のためガス会社によって料金体系は異なりますが、一般的に「基本料金」と「従量料金」を合計して計算します。
基本料金とは、プロパンガスのメーターやボンベなどの設備、検針や保安管理の費用で、毎月必ず発生します。
従量料金とは、その月のガスの使用量に応じて決まる料金で、その月のガス使用量×従量単価で計算します。
ガス料金は使用量によって大きく変わるので、ガス使用量を抑えることで節約できる仕組みです。
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そのため、お風呂や料理など日常生活の工夫で、ガス使用量を抑えることができます。ここからはおすすめの方法をご紹介いたしますので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。
追い炊きの回数を減らす
複数人で同居している場合、追い炊きをする機会が多々あるかと思います。資源エネルギー庁によると、1日1回追い炊きの回数を減らした場合(2時間放置して4.5℃低下したお湯・200Lを追い焚きする場合)、年間約6,190円の節約になります。
お湯が冷めないうちに続けて入浴する、お風呂にふたをしたり保温シートを使用したりするなどお湯の温度を保てるよう工夫することで、追い炊きの回数を減らしていきましょう。
参照:風呂・トイレ | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト (meti.go.jp)
シャワーを使いすぎない
42℃のお湯のシャワーを使う時間を1日1分間短くしただけで、1年間では約2,529円円もガス料金を減らすことができます。同居人数が多いほど効果は大きく、3人の場合は全員が1日1分シャワーの使用時間を短くすれば年間で7,587円、4人なら10,116円も節約することができます。
また、シャワーを17分使用すると浴槽のお湯一杯分とほぼ同じ量のお湯を消費するので、同居人数が多い場合は、浴槽にお湯をためて使う方がガス料金の節約になります。
節水シャワーヘッドを使用する
節水シャワーヘッドとは、普通のシャワーよりも散水板(お湯が出る部分に開いている穴)を小さくしたり少なくしたりすることで、お湯の出る量を減らす機能があるシャワーヘッドのことです。
お湯の出る量が減るため、ガス料金の節約になります。シャワーヘッドを交換するだけでガス料金を安くできる方法です。
食器洗い乾燥機でまとめ洗いする
1日2回食器を手洗いした場合(給湯器は40℃に設定し1回につき65L使用。冷房を使用する期間は給湯器を使用しない)と、1日2回給水接続タイプの食器洗い乾燥機を標準モードで使用した場合の費用を比べると、食器洗い乾燥機の方が、1年間でガス料金・水道料金合わせて約6,470円の節約になります。
食器洗い乾燥機は電気料金がかかるイメージがありますが、手洗いでかかるガス料金と水道料金より料金を安く抑えられます。
ガスコンロは中火で使う
ガスコンロの火力は強火ではなく、中火にするようにしましょう。強火で料理をすると、鍋やフライパンの底から炎がはみ出てしまいます。炎がはみ出ている部分のガスは無駄なので、中火にすることでガス料金を抑えることができます。
資源エネルギー庁によると、20℃程の水1Lを1日3回沸騰させる場合、火力を強火から中火にすると、1年あたり約390円節約できます。
参照:キッチン | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト (meti.go.jp)
ご紹介した以外にも、ガス料金を節約する方法はたくさんあります。ご興味がある方は、下記リンクよりチェックしてみてください。
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より安いプロパンガス会社への切り替え
ガス会社によってガス料金が異なるため、より安いプロパンガス会社に切り替えることもおすすめです。
例えば、4人暮らし(月12㎥)のご家庭がDsmart Energyにガスを切替えて、年間30,000 円削減できた事例があります。ガス会社を切り替えるだけで、ガス代節約の取り組みを1つ実施するよりも高い効果が狙えるのは魅力ですよね。
簡単な手続きで切り替えられる会社もあるので、ぜひ検討してみてください。
ただし、プロパンガスは生活に欠かせないものです。料金の安さだけではなく、安全かつ安定して使えるかも重要です。信頼できるガス会社を見極めましょう。
そこで、ここではガス会社選びの際にチェックすべきポイントを4つご紹介いたします。
HPがあるかどうか
HPには、会社の代表者や所在地、資本金、設立年月日などの会社の基本的な情報が記載されており、信用できる会社か判断する材料になります。
また、次に紹介する供給網・資本関係・カスタマーサービスといった項目もHPで確認することができます。
供給体制
ガス会社によって供給エリアは異なります。ご自宅の近隣にガス会社があるか確認しておきましょう。
また、安定的に供給できるよう充実した供給体制を整えているか、災害対策をしているかなども併せてチェックすると安心です。
資本関係
大手ガス会社をはじめとするエネルギー関連の会社など、大手と資本提携しているガス会社は、経営基盤が安定している傾向にあります。
また、資本提携している会社のノウハウを活かしたサービスを提供していることもメリットです。
コールセンターからの発信
ガス会社によっては、お得な情報を利用者に伝えるためにコールセンターなどからの情報発信に力を入れています。
新プランやキャンペーンなどの情報を得やすく、お得に利用しやすいといえます。
まとめ
プロパンガスの料金は、地域やガス使用量などによって異なります。平均的な料金がどれくらいかを知ることで、おおよその予算を立てやすくなります。
ガス料金を節約するためには、日ごろのガス使用量を抑える、より価格が安いプロパンガス会社に切り替えることの2点が重要です。
ガスは毎日使うからこそ、節約効果も大きいものです。本記事を参考に、ガス料金を見直してみませんか?
簡単に確認できるよ!